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ろうそく

おーぷん2ちゃんねる百物語2015 本スレ

第1話『階段』 代理投稿立候補◆YtFiiqjbeo
昨年の話。大学が夏期休暇に入り暇をもて余した私は、同じく暇をもて余す友人と二人で肝試しに行くことにした。
肝試しといっても心霊スポット凸なんて大したものじゃなく、深夜に近場にある古びた神社へ行って写真を何枚か撮影し帰って来るだけというシンプルなものである。

肝試し当日、私たちは神社の長い階段の下に集合した。深夜だが夏独特の蒸し暑さで、首もとが軽く汗ばむ状態だった。
暑い中、長く急な階段を上らなければならない。そう考えると少々げんなりしたが、二人一緒に階段の数を数えつつ神社に向かった。
30段目を数えたところで階段が終わり、神社に到着した。
暗闇の中、懐中電灯に照らし出される神社は迫力満点で、暑さと階段のきつさにだだ下がりだったテンションは一気にヒートアップした。
私たちはデジカメとスマホで各々思い思いの風景を撮影し、最後に御賽銭を投げ込んで神社を後にした。

神社を帰る際も、長い階段の段数を数えることになった。私は友人と共に、小声で段数を数えながらゆっくりと階段を降りた。
27段目。
そこで階段は終わった。上るときより3段も少ない。
私と友人は不思議に思い、暑さを忘れてもう一度階段を上った。やはり30段である。
そして今度は慎重に一歩一歩踏みしめながら階段を降りた。
26段。
さっき以上に段数が少なくなっている。

さすがに不気味に思った私たちは、無理矢理数え間違いと結論付け解散した。だがお互いにどこか釈然としない思いを抱えたままであった。
しかしこの不思議な出来事の原因はすぐに判明した。
後日確認した神社の写真。その中にあった階段と鳥居を写したもの。
そこには 、階段の最上段に折り重なるように倒れる数名分の人影が確認できたのだ。

そう、私たちはあの夜、"彼ら"を踏みしめ神社へ到達したのだ。
第2話『人影』 耳◆bBolJZZGWw
百物語が開催されるときいて当方も何か寄稿しようとノートパソコン(以下PC)の前に座った瞬間、背筋が凍った。
真っ黒なディスプレイに映りこんだ部屋の隅っこの方に何やら人影が見えたのだ。
こういうのは気にしたら敗けだ、さっさとPC立ち上げちゃえと電源を入れる。PCが起動し画面が明るくなった。これで部屋も映らないし安心だ。
しかし、起動後すぐに画面が真っ暗になりうんともすんとも言わなくなった。
充電が切れたのだろうと思い、充電用のコードをコンセントに挿すため机の下を覗きこんだ瞬間絶句した。

真っ白な手が一本、コンセント周辺をうねうねと蠢いていたのだ。
恐怖のあまり声をあげることもできなかったが、即座に家族のいるリビングへ逃げ込んだ。
それ以来人影も白い手も見ていない。まあ2度と見たくないが。
第3話『恐怖の犬小屋』 川瀬◆8DcQWhttmU
むかし、うちの家にクロという犬がいた
俺の小さいころに死んだので俺はあんまり思い出がない。
しかし両親にとってはとても愛着があって家族同然のペットだったようだ。
クロが死んだ後、両親は新しいペットを飼おうとしなかったので、クロの思い出が残る犬小屋は
空き家のまま庭にぽつんと残された。
俺の10歳年下の妹は小さい頃からこの犬小屋に近づくのをとにかく嫌がった
何故だかわからないが酷く怖がっていた
一度、妹のゴムまりが犬小屋の後ろに行った時、妹が泣きながら怖いので取ってきてと頼む
ので、なんで犬小屋が怖いのか訊いたら「中に怖いやつがいる」という。
もちろん犬小屋は空き家なのだが、妹は絶対にいる、と怖がっている。
ゴムまりを取ってやった後で俺や父が中を覗いてみたが何もいなかった。
しかし母によれば、近所の人から、お宅のペットが夜に変な声で吠えてうるさかった、と何回
か苦情が来た事がある と言うのだ(うちにはクロが死んで以来ペットはいないのに)
母は、何かいるのかねえ と、不気味なことを言う。
実は俺も夜中に犬小屋のあたりから大きな叫び声のような声(犬のなき声ではない)を聞いた
ことがあったため本心では心細かった。

そして中学3年のある晩、大雨の夜だったが、勉強を終えて寝ようとすると2階の窓の所で
父が俺を無言で手招きしているのに気付いた。
この窓からは あの犬小屋が見えるのだが、父の様子から何か尋常でないことが察せられた
俺は窓のところによって父に言われるまま下を見下ろした、そこにはあり得ない光景が広がっていた。
雨の降りしきる中、犬小屋の入り口から白い人影が入ったり出たりを繰り返している
ひょろりとした格好で雨の中をふらふらと歩き、あたりをうろついた後また犬小屋に入っていく、
2体以上いた。
人間とは思えない、父も「声を出すな」と小声で言った。
次の日 不安に思いながら学校から帰ると犬小屋はきれいさっぱり撤去され、その跡はコンクリ
でガッチリ固められていた。
父が午前中に業者をよんで一気にやってしまったらしい。
いまでもあの夜見たものが何であったかは謎である。
第4話『整骨院』 宵待草◆zGmkUMDv/mqt
数年前の話。
その当時付き合ってた彼が腰が痛いというので整骨院までつきあってあげた。
整骨院デートというか、何をするんだろう、というくらいの軽い気持ちだった。

行った時間が良かったのか、そこは拍子抜けするほど空いていた。
受付に持参した保険証を提出して名前を呼ばれるまで待つ。
先に家族が一組(中年夫婦と子供2人)来ていて、その人達から呼ばれて入っていった。
待合室には四方に長椅子があり、座っているのは私たちとその家族だけだった。

やがて私の名前が呼ばれた。
診察室に入ると院長から「姿勢が悪いですね」という指摘。
やっぱりそうかなと思いつつ整体をして貰ってなんとなく終了。
私が終わった後に彼が呼ばれて入っていった。

しばらくして体がほぐれたのか、上機嫌になった彼が戻ってきた。
その帰り道。体が軽くなったと喜んではずむように歩いている彼に

「人が少なくて良かったね。待たされなくてすんだし」と私が言うと
「いや…待合室にいたよね。…たくさん」
「え…」

彼が言うには四方の長椅子にびっしり霊がいただろうとのこと。
院長先生は拝み屋でお祓いもするのだとか。

私は彼がはいわゆる見える人だったの思い出した。

その後、引っ越ししてしまったのでその整骨院がどうなったのかはわからない。
第5話『手袋』 葛◆5fF4aBHyEs
祖母は編み物が好きだった
勿論それは趣味の領域を出ないものだったけれど、私は祖母の作ってくれた服が大好きだった
祖母が亡くなる前年、私に手袋をくれた
それは、リボン柄が編み込まれたとても可愛らしい手袋で、私は何年もその手袋を使っていた
何年も使っていると、手袋はボロボロになった。加えて成長期なこともあって、「この手袋は今年で最後かなあ」なんて思っていた
新しい手袋を買いに出掛けてみるけれど、どれも祖母のものほどしっくり来ない

そんなある日、私は友達と高台にある公園に遊びに行った
元・お城の跡に作られた公園なので、石垣とお堀が未だに残っている
皆でボール遊びをしていると、ボールがお堀の方へ飛んでいってしまった
慌てて追いかけると……あった
良かった、ギリギリお堀に落ちてないみたい。手すりに引っかかってる
そんなことを思いながら鉄棒の横を通ると、突然ぐいっと右腕が引っ張られた
「えっ」
驚いて振り向いた私は、もう一度驚いた
引っ張られたと思ったのは間違いで、私の手がしっかりと鉄棒を握っていたのだ
「えっ、えっ??」
私は、鉄棒を握ろうなんて思っていない。むしろ握った手を離したいのに、指一本動かせない
自分の手が自分のものじゃなくなったみたい
半泣きになりながら左手で指を引き剥がそうとしたその時だった
グラッ……と地面が揺れて、私はその場にへたり込んだ
今思えば震度4くらいだったと思うのだが、滅多に揺れたことが無い地域だっただけに、辺りがにわかに騒がしくなった
いつの間にか、右手は鉄棒から離れていた
ボールは、揺れたからかお堀の方に落ちていったようだ
もし、ボールを拾いに行っていたら、弾みで落ちていたかもしれない

「きっとばあちゃんが守ってくれたんだよ」
帰って両親に話すと、父がそう言ってくれた

その手袋はもう小さくなって手は入らないけれど、今も私の机の上に飾ってある
第6話『炬燵の中』 雷鳥一号◆jgxp0RiZOM
友人の話。

ある冬の夕暮れだったという。
バイトを終え、一人暮らしのマンションに帰ってきた。
テレビのスイッチを入れてから炬燵に飛び付き、足を突っ込む。

足指の先が、ムニっと何か柔らかい物に触れた。
「アレ?」と思った次の瞬間、それは思い切り彼の足を蹴ってきた。
慌てて炬燵布団を跳ね上げ、中を覗き込む。

誰かの足が覗いていた。片足だけ。
臑毛が濃く生えたそれは、直ぐさま奥の方へ引っ込んだ。
混乱しながら炬燵本体に手を掛け、卓袱台返しの要領で一気にひっくり返す。

カーペットの上には、炬燵の備品以外何も確認できなかったという。
第7話『足音』 宵待草◆zGmkUMDv/mqt
大学の先輩の話。

夜の実験室にこもるのってあまり良い気分じゃないんだよね。
その日はどうやら私だけが来ていたようで、朝から夕方まで誰にも会わなかった。
窓の外が薄暗くなった頃だったかな。後ろの方でドアが開く気配がしたの。

コツ、コツ、コツ…

と靴音がして、私と同じように実験しに誰か来たんだなーと思った。
「お疲れさまです」と振り返らずに声をかけたんだけど、返事がない。
その時はまだ変だとは思ってなかったんだけど。
しばらくしてまた

コツ、コツ、コツ…

と靴音がしたので、さっき来た人が帰るんだなと思った。
振り返ったら、白衣の後ろ姿が見えて、ちょうどドアからその人が出ていく所だった。
それで、一緒に帰ろうと声をかけるためにドアを開けたら、もう誰もいなかったんだよね…。

とにかくびっくりして急いで家に帰ったわ。

結局、あの日私以外に実験室を使った人はいなかったみたい。
後でよくよく考えてみたら、あの靴音もおかしかったんだよね。
実験室に入るのには靴を履きかえないといけないからあんなに響く訳ないし。
あの時間に外部から人が来たとも思えないし…。

今は実験する時はカセットテープを大音量でかけることにしたの。

一人で実験するのはまだ怖いんだけどね…。
第8話『お久しぶり』 葛◆5fF4aBHyEs
「お久しぶりです!」
唐突に掛けられた声に振り向いたが、後ろに立っていたのは全く知らない男性だった
……ああ、自分が呼び止められたわけじゃなかったのか。勘違いして恥ずかしいな
そう思って足早にその場を立ち去ろうとすると、
「ちょ、ちょっと!××さん!」
……慌てた声で、呼ばれた名前は自分の名前だった
えぇ?確かに自分は人の顔覚えるのは苦手だけど……
訝しげな自分に、その男性も首を傾げ、
「もしかして、オレのこと忘れてます?○○って言うんですけど……」
聞き覚えの無い名前。顔を覚えるのは苦手でも、一度聞いた名前はそうそう忘れないハズなんだけどなあ
「えっ、えっ、だって3ヶ月前に会ったじゃないですか。仕事の席で……△△って場所で……オレは上司の□□さんと一緒で、そちらは◇◇さんと一緒だったでしょ」
◇◇は確かに自分の上司だけど、そもそも一緒に仕事したことは無かったような……?
でもやけにリアルな説明だった。時間は何時で、天気はこんな感じだったとまで言い募る様子は、嘘に見えない
記憶になくても容易に想像がつく説明に、次第に自分でも「そんなことがあったのかな」と言う気になってくる
でも、どうしても思い出せない
「うーん……すみません……」
知ったかぶって話を合わせようかとも思ったが、結局頭を下げた自分に、男性はうなだれながら去っていった


その男性と再会したのは3ヶ月後
仕事の件で、向こうは□□さんという上司と一緒で、自分は上司の◇◇と一緒で、△△という場所での話だった
第9話『呪い』 萱取山◆n8a8vmnvfE
母の実家の地域には、ある「呪い」が伝わっている
それはひどい呪いで、かけた人は自分自身が呪いのために必ず死んでしまうのだが
呪いを受けた相手が死ぬかどうかは半々らしい
自分の命はなくなるのに効果は半々とは、なんとも分の悪い呪いだな、と当時は思った

自分が小さいころ、母から、むかし近くに住む女性がその呪いをやった、と聞いた
その人はいつも暴力をふるう自分の夫を憎み、その呪いを行って死んだという
その女性の死後、呪いの道具が見つかったけど、その後、呪いが効いて夫が
死んだかどうかは不明である

今にして思えば呪いとはこんななのものしれない
リスクもなく確実に効く呪いなんてあるわけないのだ
自分は死んでもいい、相手を殺せるならわずかな確率でもすがりたい
そんな憎しみと絶望を持った人だけが呪いなどに手を出す
だから呪いとは本来ハイリスクで分の悪いものなのかもしれない

母は自分にはその呪いの具体的な方法を絶対に教えてくれなかった
しかし、妹は教えてもらったらしい
一度、妹にうまいこと言ってその方法を聞き出そうとしたが
きゅうりの中をくりぬいて皮だけにしてその中に刃物を入れて、まで聞いたのだが
妹の言い方が分かりにくくて何度も聞いてるうちに母に見つかってしまった
女性がどうしても絶望した時、最後にすがるための呪いなのかもしれない
第10話『山が光る』 吉行◆mHqJ7otKZM
怖いって言うより不思議な体験。
家族で遠出して帰る途中、高速道路を走っていたら山が光って見えた。
もう夕暮れ時で、山の光は眩しいくらいだったのに、弟に「山光ってない?」と聞いても「何言っとん光っとらんし」と返されるだけ。

あんなに光ってるのに何で見えないのと思いながら山に目線を戻すと、もう光っていなかった。
あれって何だったのかな。

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