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感動

人が死なない泣けるコピペ貼ってく

208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 05:24:37.44 ID:pl+YGCTwQ
2年前旅行先での駐屯地祭で例によって変な団体が来て私はやーな気分。
 その集団に向かって一人の女子高生とおぼしき少女が向かっていく。

少女「あんたら地元の人間か?」
団体「私達は全国から集まった市民団体で・・・云々」
少女「で、何しにきたんや?」
団体「憲法違反である自衛隊賛美につながる・・・云々」
少女「私は神戸の人間や。はるばる電車のって何しにここまで来たかわかるか?」
団体「・・・・?」
少女「地震で埋もれた家族を助けてくれたのはここの部隊の人や。
   寒い中ご飯作ってくれて、風呂も沸かしてくれて
   夜は夜で槍持ってパトロールしてくれたのもここの部隊の人や。
   私は、その人たちにお礼を言いに来たんや。
   あんたらにわかるか?
   消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が。
   でもここの人らは歩いて来てくれはったんや・・・・」

最初、怒鳴り散らすように話し始めた少女は次第に涙声に変わっていった。
あまりにも印象的だったのではっきり覚えている。
団体は撤退。
彼女が門をくぐった時に、守衛さんが、彼女に社交辞令の軽い敬礼ではなく
直立不動のまま敬礼していた。
209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 05:30:34.45 ID:2yX3ErLD0
小学生のとき、少し知恵遅れのA君がいた。
足し算、引き算の計算や、会話のテンポが少し遅い。でも、絵が上手な子だった。
彼は、よく空の絵を描いた。抜けるような色遣いには、子供心に驚嘆した。

担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って、ええと・ええと・と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。
私はN先生が大嫌いだった。

クラスもいつしか代わり、私たちが小学6年生になる前、N先生は違う学校へ転任することになったので、全校集会で先生のお別れ会をやることになった。
生徒代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。
先生に一番世話をやかせたのだから、A君が言え、と言い出したお馬鹿さんがいた。
お別れ会で一人立たされて、どもる姿を期待したのだ。

私は、A君の言葉を忘れない。
「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました」

A君の感謝の言葉は10分以上にも及ぶ。水彩絵の具の色の使い方を教えてくれたこと。
放課後つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。
その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。

N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が、体育館に響いただけでした。

昨日、デパートのポストカードの中に美しい水彩画と、A君のサインを見つけました。
N先生は今、僻地で小学校で校長先生をなさってます。

先生は教員が少なく、子供達が家から2時間ほどかけて登校しなければならないような 過疎地へ自ら望んで赴任されました。
N先生のお家には毎年夏にA君から絵が届くそうです。
A君はその後公立中高を経て、美大に進学しました。

お別れ会でのN先生の挨拶が思い浮かびます。

「A君の絵は、ユトリロの絵に似ているんですよ。みんなはもしかしたら、 見たこと無いかもしれない。
ユトリロっていう、フランスの人でね、街や 風景をたくさん描いた人なんだけど。
空が、綺麗なんだよ。 A君は、その才能の代わりに、他の持ち物がみんなと比べて少ない。
だけど、決して取り戻せない物ではないのです。
そして、A君は それを一所懸命自分のものにしようしています。
これは、簡単なことじゃありません!」

A君は、空を描いた絵を送るそうです。
その空はN先生が作り方を教えた、美しいエメラルドグリーンだそうです。
210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 05:35:15.76 ID:2yX3ErLD0
成人式の為に買ってもらったスーツを着て
かっこいいと言われ、何枚も写真を取られ
車で会場まで送ってもらい
「友達と飲むだろうけど、イッキなんてしたらいかんよ? 遅くなるだろうから気をつけて帰ってらっしゃい」

そう言われた後一人で会場を一周し、中に入ることが出来ず
友達と飲みに行くことになっている手前、そのまま帰ることも出来ず
夜まで時間つぶすためにその足でスロット店へ行き
親からもらったお年玉を使い切るのに2時間も持たず
銀行から下ろした8万も消え
どうしようもなくなって、夕方頃に家に帰り
人が多すぎて友達と会えなかったと言う俺に
母さんは、じゃあ夕飯ちゃんとしたもの作らなきゃねと言い
俺は震えて声も出せないほど泣いた
225 :1 2010/10/10(日) 11:16:42.87 ID:vBrVmkmF0
小さい頃は近所の駄目人間おじさんをバカにしてたっけ・・・。

よれよれの紺のビニールジャンパー、べた付いてそのままよりも少なく見える髪の毛。
猫背。生気のない瞳。
ただその存在そのものを見下してたね。

将来自分は絶対に出世するんだって何の根拠もなく思ってたね。
小さい頃からの日々の積み重ねが大人になるまで続いてくなんて夢にも思わなかったよ。
中学生の頃通っていた塾の先生が言ってたな。

「俺はあんまり頭良くないから法政にしか行けなかったんだ、ははは。」

クラスのみんなで大笑いしてたっけ。
あの内何人が法政以上の大学に行けたというのだろうね。
毎日会社に通って夜遅くまで働いてるお父さんがいかに大変で偉大かって、やっと分かりました。

転職を繰り返して人に馬鹿にされて初めて分かりました。
生きるって本当に大変。
何をやっても後悔が待ってるもんね。特別じゃない。
自分は特別な人間でも何でもないんだって、20代後半になってやっと分かりました。
あの頃、白い眼で見てしまったおじさん、ごめんね。

あなたのぶんまで生きようと思います。
でも、時間が必要だったことだけは分かって欲しいんだ、おじさん。
226 :1 2010/10/10(日) 11:17:34.40 ID:vBrVmkmF0
テレビのロケをしていた江頭にサインを頼んだらマジックがおかしかったらしくきれいに書けなくて、

そうこうしていたら江頭の出番が来て呼び戻されてロケに戻って行ったんだけど、もらった人はそれでもすごく嬉しくて興奮していたらしい。

そして、ロケが終わった後、プロデューサーが来て一枚の色紙をくれて、そこにはめちゃイケのレギュラー全員のサインが書かれていたそうだ。

江頭が頼んでみんなにもらったらしいのだが、色紙には江頭のサインはなく、その理由は「自分がすると価値がさがるから」らしい。

そんなことないのにね。
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 11:20:37.25 ID:vBrVmkmF0
リーグが始まった年だから、もう何年前になるんだろう。
名古屋の栄の焼き肉屋へ家族で行ったときのこと。

座敷席にカズさんと北沢選手と、数人の女の子がいた。
多分遠征中だったのだろう。

当時高校生の俺の小学校三年の弟はサッカーをやっていた。
せっかくだからと、尻込みする弟をカズさんの前へ連れて行き
「お楽しみのところすいませんが、弟がサッカーやっているんで、何か言葉をいただけると励みになるんですが。」と厚かましく言った。

カズさんは「お、サッカー少年か」と楽しそうに言いながら、座敷席の奥からわざわざ立ってこちらへ来てしゃがみ込み、弟と目線を同じ高さにした。

「サッカー少年は勉強がよくできるか?」と、いきなりキングは弟に聞いた。弟の成績はそれなりによい。弟はうん、と答えた。

するとキングは「頭のいいやつは、トップ下MFがあってる」と、カリオカ、ラモスの名前を挙げた。
さらに何かを言おうとするキングに連れの女の子が「ねえまだー」と露骨にいやそうな顔をした。
カズは、振り返って一言言った。
表情は向こう向きだったから、わからなかったが、多分厳しい顔をしていたのだろう。

「うるさい。俺たちは今サッカーの話をしているんだ」
232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 11:25:13.01 ID:zRMSCJFCP
まさかカズで泣くとは思わなかった
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 11:28:26.50 ID:hki/EQjw0
>>228
かっけぇ
229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 11:21:46.91 ID:vBrVmkmF0
俺には妹がいる。昔はしつこいと思うくらい俺についてまわった。
中学に入った辺りからだんだん冷たくなってきて、俺が話し掛けても冷めた反応。

そしてある日のこと。その日は俺の誕生日。
朝飯を食べていると、まだ早いのに妹が行ってきます、と玄関にむかった。
玄関までついていって「俺、今日誕生日なんだけど」って言ったら
へえ、と冷たい反応。さすがに落ち込んだ。

その夜のこと。
トイレにいこうと部屋を出ると、妹の部屋の戸が開いている。風呂のようでしばらく帰ってくる様子はない。悪いとは思いつつ、部屋に入る。
机の上には日記帳。いけないとはわかっていたが、好奇心に負けて開いた。
そこには、その日の日付でこう書かれていた。

『今日はお兄ちゃんの誕生日。お母さんに言って、今日のお兄ちゃんのお弁当は私が作ることに。
 お兄ちゃんは何にも気が付かずに食べたみたい。
 大成功?なのかな。ハッピーバースデー!お兄ちゃん』

俺は泣いた。
231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 11:23:46.82 ID:vBrVmkmF0

ある日、男子トイレの洋式の方に入り座ると、ドア裏に小さな落書きがあったのです。

『入院して二ヶ月 直らない もうだめだ』

そして二週間後
(その落書きの事はすっかり忘れていたのですが)、またそのトイレに入りました。

…ドア裏は落書きでいっぱいいっぱいになっていました。
『頑張れ』
『ガンガレ』
『必ず良くなるぜい!』等々。

しかもその後、トイレはペンキ塗り直しされて、他のドアは新しい色になったのですが、なぜか、そのドアだけは塗り直されずに落書きがそのままでした。

それを見て温かい気持ちになりました。
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 11:27:42.01 ID:vBrVmkmF0
3年前の話。
当時、金融屋をやっていたんだけど<裏金>その年の夏。

いつものように追い込みかけに行ったら、親はとっくに消えていたんだけど子供が2人置いてかれてた。
5歳と3歳。<上は男の子、下は女の子

俺はまだペーペーで、周りの兄さんらと違って顔も怖くなかったらしく家に行ったときすぐに下の子になつかれた。
ボロボロの服で風呂にも入ってなくて、「いつから親はいないんだ?」って聞いても答えない。
「何食ってたんだ?」って聞いたら、上の子は下をむいて泣いた。

下の子が「こっち」って手を引いて裏庭に俺をつれていった。
破れた金網を通ってでたところは、小学校の裏庭だった。

「あのね、みーちゃんこれ食べたの」って池を指す。

嫌な予感がした。
だってさ、その池って金魚がウヨウヨ泳いでるんだよ・・・。
2人を抱きかかえて家に戻ると、テーブルに小さいボウルと茶碗。
「お前ら・・・金魚食ってたのか・・・」
って聞いたら
「・・・うん」

すっげーやるせなくて涙がでて、俺もその場にいた兄さんらも泣いた。
すぐに兄さんがたくさん食べ物と洋服を買ってきた。
近くの銭湯で体を洗ってやった。
その後、俺らじゃどうしようもないから施設に連絡をいれた。
連れていかれる時に「お兄ちゃんありがとう」っていってた。

・・・全然ありがとうじゃねーよ・・・俺たちがお前らの親を追いつめたのに。
俺を含めて何人かは、この後仕事を抜けた。
236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 11:41:43.34 ID:rEdTK4mQ0
>>233
普段は恐いおにーさんが…系には弱い(TωT)
237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 12:05:09.31 ID:I7FHsjEeO
自分が小学5~6年生の頃の話ですが
当時の親父がダメダメの多重債務者で、怖い借金取りがしょっちゅう家に来てました。
母は朝から晩まで勤めに出てたので当然ガキの自分が応対し、大声で怒鳴られたり小突かれたりしてたんですが、近所の人も親父が借金踏み倒してたんで誰も助けてはくれませんでした。

そうこうしてとある日、小学生の自分でもそれとわかるものすごい迫力の人が尋ねてきて、
「おぅボクー お父ちゃんおるかー?」とずかずかと家に乗り込んできました。
親父は数日前から帰っておらず、絵に描いたような貧乏アパートで半べそかいてひもじそうな自分を見て同情してくれたのでしょう、

「ごはん食べたか? おっちゃんがなんかおごったろ」 
と黒塗りのでかい車に乗せてハンバーグ(いまだに忘れません)を食べに連れて行ってくれました。

そうして家に戻ると、いつも見る取立ての人が玄関の上がり口にどっかりと腰をおろしており、
またいつものように「コラガキ*@§☆」とまくし始めたのです。
そこにド迫力のおじさん登場、「ゴルァおんどれー 子供になにぬかしとんじゃ ワシは
○○会の☆☆ゆうもんや、ワシに同じことゆうてみい!」とその取立人を追い返してくれました。

帰り際にその人は、「また同じような奴が来たら、これ見せたらええわ」
と大きな名刺をくれて去っていきました。

その後その名刺がたびたび威力を発揮し、取立てが止んだのは言うまでもなく、しばらくして親父と離婚した母とその町を出ました。

あのおじさんにはその後会うことは無かったんですが、
子供だった自分にはヒーローでパンチパーマの神様でした。

238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 12:10:35.44 ID:rEdTK4mQ0
>>237
ち…ちくしょう…泣いてなんかいねーよ!
…なびでなんがでぃねーょ
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 12:58:34.14 ID:vBrVmkmF0
昔、俺がまだ神戸で雇われのバーテンダーだった頃の話。

その店は10階建てのビルの地下にあった。
で、地下にはうちの店しかないんだけど、階段の途中にセンサーが付いてて、人が階段を通るとカウンターの中のフラッシュが光ってお客さんが来たのがわかる仕組みになっていた。

でもたまに、フラッシュが光っても誰も入ってこない、外を見ても誰も居ないって事があって、俺は寂しがりやの幽霊でも来たのかなって半分冗談みたいに、ウイスキーをワンショットカウンターの隅の席に置いて「ごゆっくりどうぞ~」と言っていたんだ。

それからはそれがおまじないというか、げんかつぎみたいになって、そうゆうことがあると、いつもそれをしてた。

そのうちお客さんも「おっ今日も来てるねー」みたいな感じになって(そうゆう日に限って店は凄く忙しくなった) 姿は見えないけど、その頃は店の常連さんみたいに思っていた。

ある冬の朝方、またフラッシュが光ったんで、こんな遅くにお客さんかぁと思って外を見ても誰も居ない。
なんかそのまま朝の空気が心地よいので、階段の上まで昇って一服してたら、突然の大地震。そう阪神大震災です。

うちのビルは地下と一階部分がぺっちゃんこ。
あのまま中に居たら確実に死んでました。

あとから考えるといつもただで飲ましてあげている、あの見えない常連さんが助けてくれたのかなぁと思います。

今も違う場所で自分でお店をやってますが、その店のスイングドアが風も無いのにギギィーって揺れたりすると、今でもウイスキーをワンショットカウンターの隅に置いてます。

そして心の中で「いらっしゃい。あの時はありがとうございました。」と思うようにしています
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 12:59:18.56 ID:jJOjHio7O
学生時代、貧乏旅行をした。
帰途、寝台列車の切符を買ったら、残金が80円!
もう丸一日以上何も食べていない。家に着くのは約36時間後…。
空腹をどうやり過ごすか考えつつ、駅のホームでしょんぼりしていた。

すると、見知らぬお婆さんが心配そうな表情で声を掛けてくれた。
わけを話すと、持っていた茹で卵を2個分けてくれた。
さらに、私のポケットに千円札をねじ込もうとする。
さすがにそれは遠慮しようと思ったが、お婆さん曰く、
「あなたが大人になって、同じ境遇の若者を見たら手を差し伸べてあげなさい。社会ってそういうものよ」

私は感極まって泣いてしまった。

お婆さんと別れて列車に乗り込むと、同じボックスにはお爺さんが。
最近産まれた初孫のことを詠った 自作の和歌集を携えて遊びに行くという。
ホチキスで留めただけの冊子だったので、あり合わせの糸を撚って紐を作り、和綴じにしてあげた。
ただそれだけなんだが、お爺さんは座席の上に正座してぴったりと手をつき、まだ21歳(当時)の私に深々と頭を下げた。

「あなたの心づくしは生涯忘れない。孫も果報者だ。物でお礼に代えられるとは思わないが、気は心だ。せめて弁当くらいは出させて欲しい。どうか無礼と思わんで下さい」
恐縮したが、こちらの心まで温かくなった。

結局、車中で2度も最上級の弁当をご馳走になり、駅でお婆さんに貰ったお金は遣わずじまいだった。
何か有意義なことに遣おうと思いつつ、その千円札は14年後の今もまだ手元にある。
腹立たしい老人を見ることも少なくないけれど、こういう人たちと触れ合うことができた私は物凄く幸運だ。
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 13:17:39.25 ID:vBrVmkmF0
俺はセイコーマートで働いて三年目になる。
いつもくる小さな子の話を一つ。

その子は生まれつき目が見えないらしく白い杖をつき母親と一緒に週に二、三度うちの店を訪れる客だった。
ある日、その子が一人で入口の前に立っている。
入口のドアが引くタイプだったので俺はドアを開けてあげようとした。

その瞬間!

同年代らしき糞ガキ二人が「お前さぁ、目見えねぇんだろ?素直に親帰ってくるまで家でおとなしく留守番でもしてろよ。バカだなぁ」といった。

さすがに俺も障害をもった人間に冷たくする人間は許せなかったので入口に向かったその時!
ガキの片方が「ほら、先に入れよ。ドア開けといてやるからよ。」と言った。
そしてその子の手をつなぎ、「何買いに来たんだ?」と二人組の片方が言うと、その子は
「お母さんがすごい熱が出てるの。だから水枕に入れる氷買いにきたの。」と言った。

そして俺がレジで「398円です。」と言うと、二人組が「いいよ。俺が出しといてやるよ!そのかわりお前のお母ちゃんがよくなったら俺たちと遊べよな!」といい会計をすました。
そしてきっとその子の家までだろう。

片方が氷をもち、片方はその子の手を繋いで帰っていった。
小さな子ども達の友情に感動!
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 13:22:22.96 ID:vBrVmkmF0
阪神大震災後のはなし
当時オレはあるファミレスの店員をしていて、震災後、ボランティアでバイキングのみのメニューを無料で提供する事になった

開店と同時に満席になって席待ちの列、繁忙期以上の忙しさだった
お客さんの中には着の身着のままで来る人がいて、他のお客さんが「自分は家が残っているし、帰れば着る物がある」と言って上着を差し出す光景を時折目にして、目頭が熱くなったのを覚えている

昼を過ぎた頃、待ち列の中にやたら身奇麗でアクセをジャラジャラ付けた若い男女二組がいた。
彼等は使い捨てカメラで撮影してはギャーギャー騒いでいた
さらに彼等は皆が我慢して並んでいる中、「はやく席に案内してよ」と文句を言うばかりか、「席に着いたら、即ビール4つね」「わたしパフェたべたーいw」とワガママ放題

見るに見かねてケンカ覚悟で退店願おうとしたその時、
一人の御老人が「あんたら、観光に来たのなら、頼むから帰ってくれないか!」
と涙ながらに訴えた

すると彼等は「カンケーないよw」「ナニか言ってるーw」とケラケラ笑って茶化すだけ
さすがに頭に来たオレが「申し訳ないですが、出て行ってもらえますか?」
と啖呵をきった瞬間、オレの肩をポンと叩いて前に割って入る男性がいた

男性は腕まくりをして見事な刺青を見せ付け、傍若無人な若者たちの前に立つと
「オイ、にいちゃんら はよおうちに帰って、テレビでも見とかんかい!」と一喝

彼等は黙ってスゴスゴと、埃一つ付いてない国産高級車で帰っていった

その後、ヤのつくヒトであろう男性は帰り際、
「店員さんはケンカしちゃいかんよ、そういうのはワシらの仕事やからw」
「食事ありがとう、おいしかったよ」と言って店を後にした

その時の男性の埃まみれのパンチパーマにヒビの入ったサングラス、少し足を引きずって歩いて帰っていく姿が印象的だった
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 13:31:20.23 ID:shbWhlm80
阪神大震災のとき、確かニュースで見た話
 
辛うじて倒壊をまぬがれた八百屋か商店で、
仕入れも大変だったであろう品物を、通常よりかなり安い値をつけて売っていた。
「こういう時こそ助けあわんと」と店主さんはお話されていた。
ほんとに人の親切が嬉しい
264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 13:31:46.65 ID:I7FHsjEeO
俺の娘は今年4歳になるが、嫁は娘を生んですぐに家を飛び出したので、子供には母親の記憶はない。
今まで母親のことはあまり話題にせず避けてきたんだが、こないだちょっと考えさせられる出来事があった。

仕事の移動中に乗った電車の中でのこと。
俺の隣には、幼稚園くらいの女の子が、母親らしい若い女性と一緒に乗っていた。
途中、駅で片腕のない女性が乗ってきて、俺達の向かい側に座った。

女の子が「お母さん、なんであの人は手ないん?」と、みんなに聞こえる声で言ったので、俺は一瞬ドキっとして、女性と親子から思わず目をそらした。が、母親らしき女性は慌てることなく、女の子に向かって言った。

母親「いろんな人がいるの。みんなが同じじゃないの。 ○○ちゃんにはおじいちゃんとおばあちゃんがいないでしょう?」
女の子「うん、みんなはおるけど私はおじいちゃんとかおらへんねんなー」
母親「うん、いろんな人がおるけど、おじいちゃんやおばあちゃんがいないのは、 ○○ちゃんのせいじゃないでしょ?」
女の子「うん、違う。あ、△△ちゃんとこはお父さんおらへんねんで」
母親「そうね、でも、それは△△ちゃんのせいじゃないよね」
女の子「うん、違う!」

母親「だからね、みんなおんなじじゃないの。 みんなそれぞれ、持ってるものと、持ってないものがあるんよ。でもね、持ってないからって、その人は何も悪くないし、他の人と何も違わないんよ」

腕のない女性を含めて、車内に乗り合わせていた人たちはみんな暖かい目でその親子を見守っていた。
思わず目をそらしてしまった自分が恥ずかしくなった。

自分の娘にも、母親のことを恥じない子に育って欲しいと思った。
この電車の親子は、俺に子育ての大事なことを教えてくれた気がする。
270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 13:58:47.43 ID:RCVcYI9rO
カーチャンが何食べたいって言うから
俺はクリームシチューが食いたいって言った
カーチャンは辛そうな体でクリームシチュー作ってくれた
凄く美味しかった
昔、味にケチつけてカーチャンの手料理を食べなかったり
皿ごと、ひっくり返したりしたことを謝った
カーチャンはいいんだよって笑ってた
多めに作ったから、ちゃんと自分で暖めて食べるんだよってカーチャンが言った

1日だけの外泊が終わって、病院にカーチャンを連れて帰った

翌朝、カーチャンが死んだ
癌で余命1ヶ月だったのに、心臓発作で、あっけなく逝った

家に帰って、クリームシチューを用意した
約束破って暖めないで食べた
それでも、美味しかった
カーチャン今までゴメンよって謝りながら食べた
カーチャンの最後のクリームシチューを泣きながら食べた
カーチャン、今まで本当にありがとう
空になったクリームシチューの皿に合掌した
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 14:02:51.35 ID:87FHd7sw0
うちの娘3才は難聴。ほとんど聞こえない。
その事実を知らされたときは嫁と泣いた。何度も泣いた。
難聴と知らされた日から娘が今までとは違う生き物に見えた。

嫁は自分を責めて、俺も自分を責めて、まわりの健康な赤ん坊を産むことができた友人を妬んだ。
ドン底だった。
バカみたいにプライドが高かった俺はまわりの奴等に娘が難聴って知られるのが嫌だった。
何もかもが嫌になった。
嫁と娘と三人で死のうと毎晩考えていた。

ある晩、嫁が俺に向かってやたらと手を動かしてみせた。
頭おかしくなったんかと思ってたら、喋りながらゆっくり手を動かし始めた。
「大好き、愛してる、だから一緒にがんばろう」
手話だった。
そのときの嫁の手、この世のものじゃないかと思うくらい綺麗だった。

それで目が覚めた。何日もまともに娘の顔を見てないことにもやっと気付いた。
娘は眠ってたが、俺が声をかけるとニタッと笑った。

あれから三年。
娘の小さな可愛い手は上手に動いてる。喋ってる。
486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/11(月) 03:39:31.26 ID:d+Zs7yxVO
>>271
いい話だ
291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/10(日) 15:35:56.59 ID:87FHd7sw0
自分、パパ歴14年目。 息子18歳。
今日、卒業祝いのスーツを一緒に買いに行った。
血のつながりのない息子だが、子育ては楽しませてもらったよ。
最初は、かわいいという感情がわからなくて、
ただ、彼の行動や言動がおもしろかった。

泣き虫だった幼稚園時代、ジュラシックパークにはまって、いわきまで、恐竜掘りにいったっけ、サメの歯しかでなかったけど。
ちょっとイタズラな小学時代、やりすぎて呼び出しくらったな。
ポケモンにはまったな。
反抗期の中学生時代、FFを徹夜でつきあったな。
ちん●んに毛が生えた時、みせてくれたっけ、ビビッたぞ。
何を考えてるのかわからなかった高校時代、
去年は、エヴァを映画に連れて行かれて
アキバにフィギュアを買いに付き合わされたっけ。
俺の趣味がかなり痛いものになってきたゾ

泣いたり、笑ったり、悩んだり、喧嘩もしたな。
いろいろ、あったけどサ それ全部ひっくるめて、父親は楽しかった。
内緒だけど、卒業式は泣いちまったゼ!

もう、大人になっちまうんだよな~さみしい。
子離れしないとな。
元スレ : http://yuzuru.2ch.net/news4vip/kako/1286/12866/1286630545.html
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